どうも、ばかし(@bkbakashi)です。
大事なことをシンプルにいう力って大切。
簡潔に話そうとすればするほど、本当に伝わっているのかなあと心配になって、余計な言葉をつけて、わけわからなくなってしまうんですよね。
「1分で話せ!」というストレートなメッセージに惹かれ、購入しました。

一言で言うと、
「ゴールを決めて、主張と根拠と例で伝える」
詳しく説明していきますね。
Contents
マインド編
君の話の80パーセントは聞いてない!!
そもそも、あなたの話は8割も聞いていないということを頭に入れておきましょう!
プレゼンとは、人を動かすこと
プレゼンの目的はなんでしょうか?
それは、発表して、動いてもらうことです。
一人でできるなら、プレゼンなんて必要ありません。
しかし、一人でできることは限られています。
大きなプロジェクトをするには、それなりの人が必要!
じゃあ、プレゼンが必要だ!
1分で話せ!
まとめると、
人の話なんてほとんど聞いてないってことを頭にいれて、じゃあどうすればそんな人たちを動かすことができるのかを考えます
それが、1分で話せ、です。
1分でストーリーを作り、行動までつなげます。
人は理屈では動かない
正しいことを言えば、人は動く?
あなたならどうでしょうか?
正しいと理解していても、気持ちが乗らなければ動くことは難しいですよね。
そう、人は感情で動くのです。
ポイントは、左脳と右脳を刺激すること
左脳が理解するロジック
右脳を刺激するイメージ
ロジックを理解させ、感情に訴える。
この2つのポイントを入れることがキーポイントです!
プレゼンの組み立て方
まずは、以下のことを言語化してみよう!
相手を知ること
「誰に、何を、どんなことをしてもらいたい」
この相手が「誰」なのかをイメージしながら、プレゼンを組み立てる
- どういう立場?
- 興味は?
- 何を求めてる?
- 専門性の理解度は
- 嫌いなワードは?
ゴールはどこ?
聞き手が具体的にどういう行動をすればいいかを明示してあげることが大切です。
例えば、
私は〇〇がしたいんです!とプレゼンしても、
聞き手は、じゃあどうすればいいの??
ってなりますよね。
一方、
私は〇〇がしたいので、これこれをお願いできませんか?
と言われたらどうでしょうか?
提案次第ではありますが、賛成か反対かは表明してくれるでしょう。
このように、ゴールを決め、聞き手にどう言ったことをしてほしいかをはっきり伝えましょう!

左脳に理解してもらうロジックとは?
ピラミッドストラクチャー
結論や主張の下に、複数の根拠がある形がピラミッドに似ていることから、その名がつきました。
結論を出すとは、自分で考えること。
自分の中にある知識や外部からのデータを用いて、自分なりの結論を導き出すことです。
ただかき集めたデータを言うことは、結論とは言いませんので、ご注意下さい。
根拠は3つ
結論の後には、必ず根拠を問われます。
「どうしてそんなこと言えるの?」
「その根拠は?」
そしたら、こう言いましょう!
「根拠は3つあります。これとこれとこれです。」
〇〇です!
理由は3つあります。これとこれとこれです。
これが、1分で話す、の基本形です。
話が長くなってる原因は、4つ!
どうも話が簡潔じゃないなあと、思ったから、以下の4つが当てはまるかを確認してみましょう。
- プロセスを話す
- 気を遣いすぎる
- 自分の意見とは違うことを言う
- 笑いを入れる
前提を確認
ピラミッドを作る前提が、相手と共有できているかを確認しましょう!
どの場面でなのか、いつのことなのかなど、通じていないときには、前提の確認が必要です。
プレゼンのテクニック
注目を集めて、プレゼンを聞いてもらうテクニック
- モノマネで話し始める
- 手を叩いてビックリさせる
- ジョークを言う
など、自分なりの方法を使って、一瞬でも聞き手の注意を引けば、おっけいです。
ボーっとさせないテクニック
スッキリとカンタンに伝えること
そのためには、スライドにもこだわらなければいけない。
言葉よりも図を使って、伝えるのがベスト!
右脳の話
イメージを想像し、感情を揺さ振れ
その人にとって、より身近に感じられるように、イメージの膨らむ言葉を伝えることが大事。
イメージを持ってもらうには、2つの方法があります!
- ビジュアルを見せる
- 例えばを使う
これらの具体的なイメージを、先ほどの3つの根拠に付け加えます。
つまり、ピラミッドは、
- 結論
- 根拠
- 実例
の形になります。
最後の一押し
一言でまとめる、超一言
人は忘れる生き物です。
いいプレゼンをしても、数日経てば、なんだっけ?となり、それで終わり。
その人の記憶の扉をあける、キーフレース、超一言を使いましょう!!
キャッチコピーを作ることと似ていますね。
例えがむずいので、本書を読んでみてください。
いざ、実践へ
本書の最終章には、職場で直面しそうな課題を、いくつかのシーンに分けて、どう対応するべきか書かれています。
- 会議に参加しているとき
- 上司に説明するとき
- チームメンバーに説明するとき
- 営業先に提案するとき
- 会議でファシリテーター(進行役)として参加するとき
番外編
質問の答え方
何を質問してるのかを把握する
- はいかいいえで答えればいいのか
- アイディアを聞かれているのか
- 懸念点を答えるべきか
うまく対話するコツ
- 自分の意見を言う。主観
- 相手の意見を聞く。客観
- 自分と相手を見つめる。俯瞰
これらをうまく使うことです。
司会のコツ
- 目的、ゴールを決める
- 広げる
- 軸を決める(根拠になるハコ)
- 絞る
以上、1分で話せ!でした。
これは、何の意見を求められた時にもとても使えます。
友人に相談された場合や彼女に意見を求められた時など、身近なところから使うことができます。
考え方のフレームワークは学びました。あとは実践するのみです。
ゴールを決め、結論と根拠と例のピラミッドを使う