大学通って6年目、20代の半分を勉強に捧げました〜!
どうも、建築大学院生ブロガーのばかし(@bkbakashi)です。
現在は修士論文作成に向けて、バリバリ研究しています。入学当初は、研究室に入って研究するなんて、ましてや大学院に進学するなんて考えましませんでした。
- 研究室ってなんだ?ガリレオ的なやつか
- いつから研究室に入るんだろ?研究ってどうやるの?
- 研究室はどう選べばいいの?その後の進路は?
研究室に入る前は、こんな疑問を持っていました。
そこで、今回はそんな疑問にすべて答えます!これを読めばすべての疑問が解決します!
記事の内容はこんな感じです。
- 研究室ではどんなことが学べるのか
- 研究室の入り方、研究の進め方
- 研究室の進路状況について
早いうちから知っておくと、自分の進路について考えることができるのでお得ですよ!
Contents
研究室ってどんな感じ?すべて教えます

研究室の人数は?男女比はどれくらい?
私が通っている大学院は、都内の私立大学なのですが、学生の人数は、20人ほどです。
- 学部生 10人くらい
- 大学院生 10人くらい
国立大学だと、この半分くらいになります。
私の研究室の男女比は、男:女が4:6で、女子の方が多いです。(構造系ではレアです)
しかし、私が入学した当時に比べて、女子の入学者数が圧倒的に多くなっています。
私立大の建築学科だと、毎年120人くらい入学してくるのですが、男:女が5:5の男女比になっています。
研究室の雰囲気は?
雰囲気は、研究室ごとに全然違います。
各自、デスクとパソコンが与えられる研究室もあれば、オープンデスクで固定席がない研究室もあります。
週1回ゼミがあり、研究の進捗の発表を行って、研究を進めていきます。
これも研究室ごとに違うのですが、「コアタイム」が設定されており、朝9時から17時までは研究室にいなければいけないってという研究室もあるみたいです。国立に多いかな。
研究室ってどうやったら入れるの?選考あり?
では、研究室にはどのように入ればいいのでしょうか。時期や選考があるのか。
研究室に入る時期は、大学4年生になってからです。3年生までは普通にみんなで授業を受けて、基礎学力をつけ、4年でその知識を使って、研究するという流れです。
また、研究室の人数にも限りがあるので、まずどこの研究室に行きたいかのアンケートが実施されます。どの研究室に何人が希望しているのかという倍率がわかります。
それを参考に研究室の希望を出します。これは駆け引きですね。笑
その後、人数がオーバーしてしまった研究室は選考が行われます。時期としては3年生の12月ごろ。
研究室に入れるかどうかは、3年生の前期までの成績の順位で決まります。
もちろん面接で決める研究室もありますが。
学部時代は成績なんて留年しなければ関係ないやって思っていましたが、ここに来て成績が影響してきます。
その時にみんな思いすね、あの時もっと真面目に勉強しておけばよかったああって
後悔しないように。ちゃんと勉強はしておきましょうね。
何を基準に研究室を選べばいいの?
自分の興味がある研究をしている研究室を選べばいいですよ
研究室によって研究の内容は当然違います。構造だったら、鉄骨系の研究をしているところや材料の研究をしているところ、木造の研究しているところなどなど。
配属を決める前に必ず研究室訪問の機会があります。その時に、研究室の研究について聞いたり、研究室の雰囲気を確かめましょう。
私の場合は、研究の内容を聞いてみて、自分が一番面白いと思った研究をしている研究室に入りました。
結局、やりたいことが変わって今は違う研究をしているのですが、その選択は間違っていなかったと思っています。
ですので、いろんな研究を聞いてみて、直感で決めるのが一番ですよ。
研究ってどうやって進めるの?

4年生は研究室に入るとまず、「どんな研究がしたいのか」テーマを決めます。
自分の持ち込みの研究テーマなのか、それとも研究室で行っている研究を手伝って研究するのか、しばらくは先輩の発表を聞くことで研究室の扱っている研究を知り、テーマを模索します。
その後、先輩の研究の下につく人は一緒に研究を始め、持ち込みの人は自分でやっていきます。
週一回のゼミで進捗の発表を4年生も行います。4年生は授業もないので、はじめの時期は暇かもしれませんね。バイト戦士になる人もいます。
学会、ゼミ合宿
毎年1回、夏に日本建築学会大会という論文発表の大会があります。
4年生はまだ論文がないので出ませんが、大学院生は必ず発表します!
意匠系の研究室の場合、大学院1年生は発表して大学院2年になると論文を出さない傾向にあります。そんなに学会は重視されていないみたいです。
ゼミ合宿については、研究室によりますが比較的多くの研究室で行われています。
学会の開催地で、発表兼ゼミ合宿とするところや海外に行くところもあります。もちろん、自腹ですが。
構造系研究室の進路 進学? or 就職?

進学と就職の割合
進学 7割
就職 3割
4年生が10人だとすると、7人が大学院へ進学し、3人が就職します。
建築学科は、大学院へ行く人が多いですね。
就職する学生の就職先は?
4年生で就職する人の就職先は、ある程度決まっています。
建築系に限定すると、ハウスメーカーか施工管理者です。
ハウスメーカーは、意匠系や環境系が多く、施工管理者は構造系から行く人が多いです。
就職先については、↓↓こちらの記事をお読みください。↓↓
進学組は、まずどこの大学院に行くかを決める

進学する人には、2つの選択肢があります。
内部進学するか外部進学するかどうかです。
内部進学する場合には、さらに、推薦入学か一般入学に分かれます。
推薦枠は大学3年後期までの成績で決定!(内部進学)
同じ大学の大学院へ行く場合は、まず、推薦枠が取れるかを確認しましょう!
推薦枠は大学院の入学試験を受けずに、そのまま入ることができるゴールドチケットです。
枠は、私立だと5人前後で、国立だともっと少ないと思います。
推薦枠は、大学3年生後期までの成績で、順位が決まります!
ここでも成績が出てきましたね、就職でも関係してくるので、授業にはしっかり出ましょうう!笑
もし、推薦枠が取れなかったら、自動的に一般試験を受ける必要があります。こうなると、内部だけだなく、外部の大学院をいける人が多いですね。併願することができるので。
大学院入試は8月(外部進学)
入試は、だいたい8月中に行われます。それまでは、ひたすら受験勉強の日々ですね。
意匠系の人は、4年生前期に設計の授業もあったりするので、結構大変な人がいましたね。
とりあえず、研究はそっちのけで、ひたすら勉強しているって感じです。
大学院の過去問は、ネットに上がっていたり、大学院で販売していたり、先輩が持っていたりするので、必ずゲットしましょう!
範囲が広すぎるので、無駄に勉強してしまうことを避けるためです。
「進学か就職か」悩んでいる人へ

当然、就職活動の時期になれな、「就職しようかな、進学しようかな」って考えます。
私の意見としては、進学をオススメします!
詳しくはこちらの記事に書いておきました。
最後に
私の後悔としては、成績を軽視していた点です。
成績は、就職活動、進学、そして推薦枠に関わってくる大事なものです。
真面目に授業に出て勉強しろと言いませんが、うまく成績を落とさない方法を考えましょう!笑
忙しい建築学生にオススメのアルバイトについても書いておきました!
↓↓こちらからどうぞ。↓↓