こんにちは、ばかし(@bkbakashi)です。
建築系の大学、大学院を卒業した学生歴6年のガチガチの元建築学生です。
私自身、入学してからパソコンを買ったのですが、Macにしたらいいのか、windowsにしたらいいのかわからず、いろんな人に聞いた覚えがあります。
入学当初は、これから何を学び、どんなソフトを使うのかなんて当然ですが、わかりませんでした。
6年間の大学生活を終えた今なら、ある程度わかるようになってきたので、
- どんなパソコンがいいのか
- Macとwindowsのどっちがいいのか
- どんなソフトを使うのか
などを私の経験をもとに書いていきます。
Contents
PC遍歴

私が大学6年間で使ったパソコンは2台です。
MacBook Air
VAIO Z
MacBook Airは、大学1年から3年まで使っていました。
VAIO Zは、大学4年になり、研究室に配属された時に購入しました。
大学6年間のパソコン歴
Mac 3年間
Windows 3年間
正直、入学当初は全くパソコンを使いませんでした。
設計の授業は、図面を手で書くので、パソコンは使わないし、
普通の授業で、課題レポートも特になかったのでワードすら使いませんでした。
前期の授業が終わり、期末テストに入ってやっと、ワードでレポートを書くためにパソコンを使いました。
それまでずっと眠っていました。笑
2、3年の設計の授業では、CADを使って図面を書いたり、イラレやフォトショを使ってプレゼンボードを作ったりします。
私の場合は、図面はすべて手書き、プレゼンボードは張り合わせでやってました。笑
手書きでやろうと思えば、パソコンなんでもいいんですけどね。
また、3年になると実験の授業もあり、実験レポートの作成のためにワードやエクセル、パワーポイントなどをめちゃ使いました。
office系のソフトは、マックでもWindowsでも使えるので、大丈夫です。
では、なぜ4年になってWindowsに変えたのか。
それは、使用するソフトがMacに対応していなかったからです。
Macは使いやすく、デザイン性に優れているので、とてもいいパソコンだと思います。
しかし、建築ソフトに対応していないっていうことが多いです。
その点、Windowsでは、その心配はありません。
その辺りを詳しく説明していきましょう。
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MacかWindowsか?

MacかWindowsか?
それは、今後、どの分野に進みたいかによって変わってきます。
意匠、構造、環境、材料、火災など
私は、構造系に進みましたので、その経験からお話しすると、
構造系は、100%Windows です。
構造系が100%Windowsの理由
1、解析ソフトがすべてWindowsのみ対応
一番の理由がこれです。
構造計算のソフトを使おうとすると、Macではできません。
そのため、構造系の研究室でMacを使っている人は一人もいません。
2、発表時にコネクターがない
Windowsが圧倒的なので、Macを使って、スライドで発表しようとするとこの問題が出てきます。
コネクターがない。
HDMIはあるんだけど、Mac専用のコネクターがない。
そのため、自分で用意しなければならないこともあります。
Macのメリット
逆に、意匠系の人はMacの人が多いです。
1、設計に必要なソフトには対応している
IllustratorやPhotoshop、AutoCADなど設計で使うソフトにすべてMacは対応しているので、あまり問題はないみたいです。
2、壊れにくい
MacはWindowsに比べて、壊れにくいです。ウイルスにとても強いです。
3、おしゃれ
やっぱり持っているだけで、なんか自分までおしゃれになった気分になります。
また、スティーブジョブズがフォントにこだわったために、とても美しいフォントを搭載しています。
MacにWindowsを入れる
少数ですが、MacにWindowsのOSを入れて使っている人もいます。
そうすれば、外身はMacで、中身はWindowsで、構造系のソフトの使えます。
WindowsのOSを入れるために、たしか2、3万くらいかかると思います。
お金に余裕がある人は、この方法でもいいかもしれません。
オススメのノートパソコン
最後に、私のオススメするパソコンを紹介します!
私自身は構造系専攻でしたので、構造の研究をするのに十分なパソコンを紹介します。
意匠系を目指す人は、MacBookProが多かったです。
とは言っても、これから入学する学生は今後どの進路にいくかもわかりませんよね。
とりあえずパソコンが必要な場合は、下記のポイントを参考にパソコンを買っておけば困らないと思います。
選ぶポイント
・性能(メモリやCPU):メモリは8GB以上、CPU速度は2.4GHz以上
→第8世代Intel Core i5プロセッサがあれば十分です。
・持ち運びやすさ:ノートパソコンは軽いに越したことはないです。
以上のポイントを踏まえて、よそさそうな物をピックアップしておきます。
パソコンの代わりにタブレットにするという選択肢
建築学科に入ったらすぐにパソコンが必要というわけではありません。図面はCADを使わず、半年くらいは手書きです。レポートを書く時にwordを使うくらいでしょうか。
office系のソフトなら、タブレットでも十分です。値段もパソコンよりも安いので、まずはタブレットだけ購入して、後々必要になったらパソコンを買うという選択肢もありだと思います。
私はiPadを購入してみてその便利さを実感しました。iPadについては、下記の記事をご覧ください。
最後に
最後に、建築学科のあれこれについてまとめてありますので、こちらもチェックしてみてください。
【建築学生向け】建築学科のあれこれマップ(入学前から卒業・就職まで)